あらすじ
七つの国をひとつにまとめ、二百十三年の平和を築いた統一帝国グライハイト。
その中心にいたのは、エルフの皇帝エクリプスだった。
人間、エルフ、獣人、魔族。
種族の違いを越えて、誰もが同じ国の民として暮らせる帝国を築いたエクリプス。
だが、その皇帝が死んだ日から、二百十三年続いた平和は少しずつ崩れ始める。
財務長官セレネ、将軍ガルド、第三守備隊のレインとミレア。
それぞれが守りたいものを抱えながら、少しずつ違う道を選んでいく。
悪人が国を壊すのではない。
守りたいものの違いが、やがて帝国を分断していく。
これは、一人の英雄の死から始まる、統一帝国崩壊の物語。