あらすじ

王立学園の卒業記念夜会。華やかな大広間で、第一王子フェリックスは男爵令嬢マリアンヌを抱き寄せ、婚約者である伯爵令嬢エレノアに叫んだ。 「お前のような色気のない書類女など願い下げだ! 真実の愛を見つけた俺はお前との婚約を破棄する!」 三年間、無能な王子の代わりに不眠不休で王太子府の全公務を代行し、国を支えてきたエレノア。 彼女は取り乱すどころか、満面の笑みで一礼した。 「喜んでお受けいたします。――では、引き継ぎ資料と、過去三年分の私的流用金請求書をお受け取りくださいませ」 突きつけられた巨額の請求書と山積みの未決済書類に青ざめる元婚約者。 そこへ、国賓として参列していた隣国グランヴェル帝国の若き皇帝オズワルドが歩み寄り、エレノアの前に傅いた。 「――これほど気高く得難い心を持つ女性を、蔑ろにする愚国に置いてはおけない。エレノア嬢、私の皇后として来てくれないか?」 連れて行かれた帝国で待っていたのは、過酷な労働……ではなく、皇帝陛下による不器用で深い甘やかし生活!? 一方、有能なエレノアを失った王国と元婚約者は、たった三日で大崩壊へと突き進み――。

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小説を読もう2026/09/15
  • 現在の作品「色気のない書類女など願い下げだ!」と婚約破棄されたので、全公務と私的流用請求書を突きつけて去ることにしました〜隣国の美貌皇帝に「我が皇后に」と攫われ、元婚約者は三日で国を傾けたようです〜