あらすじ

この物語は、新属州の総督令嬢が、言葉の通じない小さな少女と出会うお話。 戦争が終わり、帝国へ編入されたばかりの属州。 総督の娘ドロシー・エルナイツは、市場の奴隷区画で、黒い毛皮のコートと黄色い靴を身につけたグルガァ族の少女を見つける。 少女は帝国語を話せず、「戦争奴隷」として売られていた。 けれど、怯えきった様子に違和感を覚えたドロシーは、総督府の検認制度を使って少女を保護する。 何度も身振りを繰り返し、ようやく分かった名前は――アム。 「ドロ!」 「リィリィ」 「ノンノ」 「ビービー」 「グガ!」 少しずつ分かっていくアムの言葉と、その過去。 そしてある出会いをきっかけに、ドロシーは疑い始める。 この少女は、本当に戦争奴隷なのか。 一枚の奴隷証書から始まる、総督令嬢と小さな少女の物語。 ――記すのは、わたくし、ラトゥナ・ケートでございます。

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カクヨム
カクヨム2026/09/15
  • 現在の作品「ドロ!」と呼ぶその子は、本当に戦争奴隷ですか? ~総督の娘とグルガァ族の少女~