あらすじ
生まれ育った集落を盗賊に襲われて、両親が命懸けで逃がしてくれたおかげで何とか無傷で近くの村まで逃げきった少年アルマだが、集落が襲われて助けが必要な事を村長や村人に訴えるが、
「次に狙われるのはウチの村かも知れないから」
と、その村の住民は自分の村の守りを固めただけだった。
両親の死はもう変えられない真実であり、隣村の連中もあてにならないとなると、両親をせめて弔いたいと願ったアルマは近くのファベルの町に出て冒険者なる事を決める。
もしも集落が盗賊のアジトになっていても勝てる力か、一緒に戦ってくれる仲間を雇えるお金を稼ぎ両親を弔うという目標の為にアルマは日々ファベルの町のスラム地区で野宿生活をしながら底辺冒険者として雑草を刈り、溝掃除をし、薬草を摘みながら過ごしていた。
そんなある日の事、アルマは町のヤンチャな先輩冒険者チームから逃げる為の囮としてイノシシ魔物を擦り付けられてしまう。
イノシシ魔物に追いかけ回され、体当たりを食らい、【死】を覚悟した瞬間に、なんと少年アルマに前世の記憶が生えた!
しかし、地方住みの独り身のオッサンだった記憶が生えたとて…
そんなドン底なアルマ君が日々を生き抜く物語である。