あらすじ

黒百合は、守るために咲く。 けれど、その花が誰のために咲くのかを決めるのは――彼女自身だ。 ローダン王国を離れ、東の国ヤシャラへ向かった少女リリア。 彼女が知りたいのは、失われた三年前以前の記憶。 母・ミレナが生きた足跡。 そして、自らの右腕に咲く「黒百合」の正体だった。 ローダンでは危険な力として扱われた黒百合。 しかしヤシャラでリリアが目にしたのは、町に飾られ、人々の暮らしの中に息づく花だった。 黒百合を敬う者。 その力を求める者。 恐れる者。 そして、「黒百合の巫女」ではなく、リリア自身を見ようとする者たち。 母を知る人々との出会い。 少しずつ戻り始める記憶。 黒百合の力が残した、消えない「縁」。 守られることと、自由であることは同じなのか。 与えられた名や運命ではなく、自分は何者として生きていくのか。 メイドだった少女は、新たな国で「黒百合の巫女」と呼ばれる。 これは、失われた過去を辿りながら、 少女が自分の未来を選び取っていく物語。 『黒百合のメイドと花の刃』続編。 新たな舞台・ヤシャラ編、開幕。

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小説を読もう2026/09/15
  • 現在の作品黒百合の巫女と花の刃