あらすじ

母の四十九日を終え、実家の片づけに戻った。 玄関に、見慣れた青い回覧板が置かれていた。 表紙の日付は明日。 受領印の横には、母の字で「咲帆へ」と書いてある。 癖も、書き損じの直し方も、最後の小さな丸も。 間違えるはずがない。 近所の人は言った。 「受け取ったなら、次へ回してあげて」 次の家は、もう取り壊されている。 そして回覧順の最後には、私の名前が増えていた。 ※本作はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは関係ありません。

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カクヨム
カクヨム2026/09/15
  • 現在の作品死んだ母から、明日の回覧板が届く