あらすじ

災厄を討つ「勇者」を選ぶ神託の儀。 紋章が降りたのは、僕ではなく、足元で丸くなっていた飼い犬のトラマルだった。 犬が勇者など、ありえない——国の体面のため事実は伏せられ、誰にも言えないまま僕は「勇者フェルドウィン」として王都を発つ。 魔法の才もない、特別な力もない。「本物は自分じゃない」という引け目を抱えたまま、旅は始まった。 並び立つ王国、神殿の思惑、六十六年前に一度だけ封じられた谷。 旅が進むほど、この世界が伏せてきたものが少しずつ形を持ちはじめる。 本物じゃない僕に何ができるのか。 それを一つずつ数えていく、長い旅の話。 ------------------- 世界観を作り込んでみたいと制作を始めました。 作中に登場しない細々した設定が沢山あるので、関連コンテンツも作っていきたいと考えています。 先行して公開した「カリム・ソレイユ詩選集」はこちらの作中作です。

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カクヨム2026/09/15
  • 現在の作品勇者はうちの犬