あらすじ

都会田舎で暮らす冴えない作家Aの前に、ある日突然押しかけてきたのは10歳の少女だった。少女は11年前別れた元妻の娘で「家出をしてきた」と言う。別れて以来、会う事も連絡すら出来なかった元妻が元気でいるのか尋ねてみたが、少女は父親と二人で暮らしているらしく、「パパが嫌いになった」からと、家出の理由もはっきりしない。何故Aの所にやってきたかは、元妻の持ってた手紙の束にAの住所が書かれた封筒があったという。元妻の現夫で少女の父親Bには、少女からその日に「絶対に捜しに来るな」と電話されて、結果的に暫くAが預かることになった。 甲斐性なしのヒモ野郎、と元妻に三下り半を叩き付けられたAにとって、少女との生活は苦労の連続だった。それでも、少女のふとした表情や仕草が元妻を彷彿とさせる数か月間の暮らしは、Aにとって忘れえぬ時間となっていった。 …という前振り肩書設定の主人公と少女の、数年後のとある一日を描いた話。行間読んで頂けるなら、前振り設定は無くても大丈夫だと思うけれど。 ------------------------------------------------------- 「お題で執筆!! 短編創作フェス」 カクヨムコンテスト10【短編】応募品 5週目題目 【薔薇色】 「薔薇色」とは言うけれど。何も赤系に限らずともいいじゃないか。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/15
  • 現在の作品君、野ばら色