あらすじ
前世の記憶を持ったまま幽霊系のレアモンスター「レイス」に転生した主人公。しかし、モンスター使いとしての底辺クラスの力しか持たない主人・ダークネスに拾われ、狭いアパートの隅で飼い殺しにされていた。
幽霊系にとって最大の天敵である「真昼の屋外」での戦いを強いられ、満足に動けないレイスを、ダークネスはいつも「使えねぇモンスターだな」と罵倒し続けた。そしてある日、パチンコで負け気分を害したダークネスによって、レイスはあっさりと捨てられてしまう。
――だが、それこそがレイスの真の進化条件。『一度、主人を得て捨てられること』。
捨てられたその日、レイスは最上位種「ファントムロード」へと進化を遂げる。前世の記憶を取り戻し、幽霊の弱点である日の光すらも克服したレイスは、人間同士の歪な主従関係、そして「バトル用モンスター」という生き方そのものに疑問を抱く。
たどり着いたのは、人間に虐待され、捨てられたモンスターたちが身を寄せ合うスラム街や裏の森――野良エリア。
圧倒的な力を手に入れたレイスは、そこで野生モンスターたちの王(ロード)となり、悪質なトレーナーや密猟組織から仲間たちを守る「影の護衛者」として立ち上がっていく。
昼夜を問わず動き、理不尽を切り裂く最強幽霊の、痛快無比な下剋上ダークファンタジー!