あらすじ
一人暮らしを始めたばかりの大学生・直人。
ある夜、午前2時13分。
突然、部屋のインターホンが鳴った。
モニターを確認しても、誰も映っていない。
いたずらだと思って無視する直人。しかし翌日も、その翌日も、必ず午前2時13分にインターホンが鳴る。
気味が悪くなり、スマホで玄関前を録画してみることにした。
翌朝、録画を確認した直人は妙なことに気づく。
午前2時13分。
玄関前には確かに誰もいない。
ところが、インターホンが鳴る数秒前――
直人自身が、玄関の中から外へ出てきていた。
そしてカメラに向かって、こう言った。
「明日の夜は、絶対にドアを開けるな。」
しかし次の夜。
午前2時13分。
インターホンは鳴らなかった。
代わりに――
部屋のクローゼットから、インターホンと同じ音が聞こえた。