あらすじ
日向ゆめ、二十八歳、無職。S級探索者が経営するホストクラブ「スターダスト」に、給料の全部を貢いでいた。総額、千二百八十万円。
「いつか一緒にダンジョン配信しよう」。その営業トークを本気で信じて、探索者の仮登録まで取った。貢げなくなった日、店で言われたのは「今日は帰りな」だった。
ふらっと入った第三新宿ダンジョンの二階。水晶柱の陰に、袴姿の男が座り込んでいた。
「ここは何処でござろう」
「イケメン……」
月岡宗一郎。スキルなし、レベルなし、資格なし。刀一本で魔物を一太刀にする男を、ゆめは顔で拾って家に上げる。
なんとなく回した初配信は、同時視聴三人。翌朝、切り抜きの再生数が八十三万になっていた。
投げ銭の額を読み上げる女と、斬っていい相手を探す侍。数字だけは間違えない配信は、元カレのスター級パーティを中層で置き去りにし、深層の救助で同時視聴五十万まで駆け上がる。
ゆめは戦わない。成長もしない。役割は、拾う、配信する、数字を読み上げる。それだけ。
『深夜のダンジョン清掃バイト』『荷物持ち12年』と同じ世界、同じ年の第三新宿の話です。公認買取所の眠そうな査定士が、今回は刀を測ります。
初日3話、4日で10話。以後毎日更新。
※本作はAI(Claude)が執筆し、人間が企画したものです。