あらすじ
不倫相手と、6年以上同棲していた。
文字にすると、なかなかパンチがある。
彼には妻がいた。
もちろん、知っていた。
それでも一緒に暮らした。
ご飯を作って、酒を飲んで、喧嘩して。
仲直りして、また喧嘩して。
そのうち彼が転勤することになり――
なぜか私も、ついて行った。
いや、普通はそこで離れるだろ。
今なら私もそう思う。
でも当時の私は、行ったのである。
こうして「不倫」は、いつの間にか「生活」になった。
純愛だったとは言わない。
仕方なかったとも言わない。
彼もポンコツ。
私もポンコツ。
そして周りも巻き込みながら、
二人そろって盛大に人生をこじらせていく。
これは、不倫を美化する話ではない。
6年以上も何やってたんだ、私たち。
そんな二人の、実話ベースの記録である。
みんなが嫌いな不倫。
みんなが知りたい不倫。
――『ポンコツ』