あらすじ
美人研究員リリスの仕事は、危険な薬物を分析すること。
ある日、彼女の元に持ち込まれたのは「青い錠剤」と呼ばれる正体不明の合成麻薬だった。
調査を始めたリリスは、やがて一人の老いたマフィアのボスと知り合う。
「俺は薬が嫌いなんだ」
彼はそう言いながら、青い錠剤の背後にいる新興カルテルの名を口にした。
そして翌日。
リリスを乗せた車に銃弾が撃ち込まれる。
彼女を助けたのは、少々荒っぽい一人の刑事だった。
しかし、それは始まりに過ぎなかった。
新興カルテル、老舗マフィア、国外から流入した武装勢力。
彼らの思惑が交錯する中、リリスは青い錠剤の原料が国外から運び込まれていることを突き止める。
事件の規模は、彼女が想像していたものより遥かに大きかった。
そしてついには、アメリカ本国のFDAまでもが動き出す。
ただ薬を分析していただけの研究員は、巨大な犯罪事件の中心へと引きずり込まれていく。
彼女にできることは少ない。
だからこそ、彼女は自分にできることをする。
青い錠剤の正体を暴くために。