あらすじ
いつもの朝礼での訓示の時、宮城千世(25)の目の前は、文字通り真っ暗となり、いきなり何者かに暴行を受けるという状況となった。それに対し、殴り、蹴り、噛みつくという応戦をしたところ、その相手はひるんだと千世が確信したところで、彼女は急に明るい場所へと放り出された。
見えるのは立ちはだかる崖と、森。さらには聞いたこともない言語を喋るひとたちに、どこからどうみてもドワーフとかエルフとしか思えない者。
おまけに彼らが出入りしている、崖に口を開けているやたらと整備された坑道のような場所はまさにダンジョンな上、そのダンジョンから離れることが出来ない事実に千世は頭を抱えた。
「異世界転移とかなんの冗談ですか……」
かくして、千世の異世界ライフがはじまる。