あらすじ
社畜生活を続けて3年。
無精髭を生やしたこのおっさんこと〈古橋 将馬〉は、家に帰っている途中だった。
130連勤5徹目でようやく帰れる⋯という彼の楽しみは1つしかない。
そう、大人気ゲーム《勇者物語》だ。
地味な主人公がたまたま王都でやっていた聖剣を抜く競いで本当に抜いてしまい、今まで自分のことを見下してきた他の奴らにざまぁする。
そして学園生活や他国への留学、ヒロイン達との交流を深め、魔王を倒す―――という話。
王道過ぎて笑えるぜ。
そして今回、ダウンロードコンテンツが遂に発売されたのだ。
ということで、早速家に帰り、会社用カバンをぶん投げ、ソフトを開く。
今回のコンテンツでは、裏ボスが追加されたというのだ。楽しみでたまらない。
よし!やるぞおおおおおお!
―――――数時間後。
「おい何だこの裏ボス?!強すぎだろ!!」
目の前に居るのは白装束と白い布で顔を覆った少女と思われる人物。
名を古橋 灯右衛門 神楽。今回のダウンロードで追加されたラスボスだ。
まったく、何で俺と同じ苗字なんだ。皮肉ってやがる。
俺じゃあるまいし(フラグ)
よし!あともうもうひと踏ん張り!!!⋯あれ、視界が⋯。
あの憎きラスボスをもう少しで倒せるというところで、俺の視界はブラックアウトした。
⋯目を覚ますと、そこは檻の中。
ふと見ると小さく弱々しい手が見えた。
「なんじゃこりゃあああああああああああああ!!!!!」
これは、ゲームの裏ボスに転生してしまった社畜の、自由気ままな異世界生活。
初投稿です!
暖かい目で見てください!
できればアドバイスください!
よろしくお願いします!!