あらすじ
「言い訳はもう結構ですので、おふたりで幸せになれるものならどうぞご勝手に」
病弱な義妹を優先し言い訳ばかりを口にする婚約者に、蔑ろにされ続けている伯爵令嬢のアイネ。通信用の魔道具だって普及しているのにキャンセルの連絡すらなく、約束を何度もすっぽかされる。
一体いつまで、後回しにされ続けなければいけないのだろう。
ある疑いが大きくなるにつれ、我慢の限界を迎えたアイネが相談に駆け込んだのは、魔法ギルドだった。
「アイネ、助けてくれ……! 君だって婚約者の家門が潰れたら困るだろう?」
「ご心配なく」
だってもう関係ありませんから。