あらすじ

どうでもいい相手の「隠している一文」だけが、声として聞こえる。 高校2年の桐谷真帆が最初に聞いたのは、母の「私は、この子を愛しているのか分からない」だった。 けれど、その言葉の意味を知りたいと思った瞬間から、母の秘密は聞こえなくなる。 関心の薄いクラスメイトからは聞こえる。知りたい相手ほど、聞こえない。 秘密を知れば、人より正しく動ける――そう考えた真帆は、聞こえた言葉を使い始める。 だが、秘密は事実とは限らない。 知っていることと、その人の代わりに決めていいことも同じではない。 知りたい人ほど何も聞こえなくなる少女が、「知らないまま誰かと関わること」を選べるまでの、現代青春ファンタジー。

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カクヨム
カクヨム2026/09/14
  • 現在の作品秘密は、どうでもいい人にしか聞こえない