あらすじ
*あるところに、ヴィヴィアンという名の美しい青年がいました。ヴィヴィアンには鬱陶しくて仕方がない許嫁がいます。
彼女の名はルイーゼ。夕焼けを閉じ込めたかのような鮮やかな髪色に、深い森を思い起こさせる緑色の瞳を持つ彼女は、それはそれは美しい娘でした。…黙ってさえいれば。
ヴィヴィアンのことが好きで好きでたまらないルイーゼが、彼は鬱陶しくて仕方がありません。
「私のヴィヴィー」
と、愛情を込めて呼ぶルイーゼに彼は、
「黙れバカ女」
と、返すのです。*
ヒロインの頭が死ぬほど悪く、ヒーローの口が死ぬほど悪い。