あらすじ

化粧品メーカー商品企画部の佐倉澪は、原価も処方も会議で聞かれる数字も、全部用意させられてきた。会議でそれを読み上げて評価されるのは、先輩の榊。夜中に呼び出されて資料を直し、朝まで帰れない夜も、守られているのだと思っていた。 ある夜。そんな澪を前に、榊が口にした一言。 澪はある行動をとる。 その後、榊の足元は、一つずつ消えていく。数字は出る。でも、予測が立てられない。アイデアは思いつくが、企画が通らない。プレゼンはうまくいくが、質問に答えられない。代わりを探しても、「そういう人は、うちにもいません」。誰も彼を責めない。 心も体も利用された女が、今度は自分の名前で輝いて立つまで。全部持っていた男が、何を失ったのか気づくまで。

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小説を読もう2026/09/14
  • 現在の作品都合のいい女扱いして、心も手柄も奪っていた先輩へ。辞めたあとの地獄はお一人でどうぞ。私は私の幸せを見つけました。