あらすじ
高校二年生の天城悠斗は、塾帰りに立ち寄った古い神社で、顔のない怪物に襲われる。
怪物が繰り返す謎の言葉――《ウツワ》。
逃げ場を失った悠斗の前に現れたのは、白い和装をまとった謎の少女だった。
「死にたくなければ、私を抱いてください」
言われるまま少女を抱きしめた瞬間、悠斗は《第一式・抱地蔵》との契約者となる。
少女の名は《抱(ほう)》。
かわいらしい見た目とは裏腹に、敵の攻撃を受け止め、捕らえ、抱き締めて葬る近接戦闘型のしもべ。
その必殺技は――《抱葬》。
戦うのは抱。
敵の動きを読み、指示を出すのは悠斗。
戦闘経験ゼロの高校生と、戦うことは得意だけれど少し天然な少女。
そんな二人の、ちょっと変わったコンビが誕生する。
しかし、最初に倒した怪物は敵そのものではなかった。
それは、別の《しもべ》が生み出した配下――《眷属》。
そしてその背後には、第十七式《千鳥》の存在があった。
この世界には、全部で四十八の《しもべ》が存在する。
なぜ悠斗は《ウツワ》と呼ばれるのか。
なぜ抱地蔵は《第一式》なのか。
そして――四十八式とは一体何なのか。
かわいいしもべ《抱》と始める、契約×異能×バディバトル。
時々ちょっとドキドキする、四十八の異能を巡る物語が始まる。