あらすじ
現代日本で高校生として生活していた吉村 槇(よしむら しん)は、幼馴染みの佐藤 菖蒲(さとう あやめ)と帰宅中に交通事故に巻き込まれてしまう。
目を覚ました2人がいたのは見知らぬ草原。そこには同じ事故に遭ったという田中一(たなか はじめ)もいた。遠くには洋風の城がそびえ立っている。どうやら3人は異世界に転生してしまったらしい。
生きるためにシン、アヤメ、ハジメの3人は冒険者となることを決意する。そこでこの世界には「ジョブ」と呼ばれるものが存在し、それぞれに固有のスキルがあることを知る。そしてジョブ判定の結果、ハジメは「魔法使い」、アヤメは「剣士」、シンは「雑用兵」だった。
魔法使いとなり浮かれているハジメとは違い、シンとアヤメの2人には違和感があった。特にシンは「雑用兵」というジョブと自身の能力が噛み合わないことに疑問を感じる。この世界を知らないがゆえのものなのか。異世界から来たことによるものなのか。それとも――。
これは、この世界を知らない3人が、日々の生活を懸命に過ごしていく中で自分たちの力とこの世界の謎に近づいていく物語。