あらすじ
「君には可愛げがない。婚約は破棄する」
笑い方も話すことも婚約者に合わせてきたマリエッタは、夜会でそう告げられた。
そんな彼女を助けてくれたのは、いつも軽口ばかりの幼馴染フェリクス。
婚約がなくなったと知ると、今度は遠慮なく口説き始める。
どうせ、また冗談でしょう?
そう受け流すのは、もうやめた。
私だって、ずっとあなたといる時間が好きだったから。
「私も好きです、フェリクス様」
そう返した途端、余裕たっぷりだった彼が真っ赤になってしまい――。
婚約破棄から始まる、口説くより口説かれる方が苦手な幼馴染との恋。