あらすじ
勤労感謝の日に「自分は感謝されるような労働をしていない」と後ろめたさを抱く著者が、引け目を感じずに済むよう『勤労感謝しない日』の創設を思いつくものの、結局は劣等感の裏返しで虚しいだけだと気づき思い直す軽妙なエッセイです。
冒頭: 好きな執筆活動に没頭する日々の中で、勤労感謝の日が来るたびに感謝される立場にない自分へろくでもない後ろめたさを感じる。
展開: 後ろめたさを解消すべく、誰にも感謝せず勤労者を罵倒してもよい『勤労感謝しない日』を提案する。
結末: それは弱い犬が吠えるような劣等感の発露に過ぎないと自省し、そんな日は不要だと虚しい結論に至る