あらすじ

「そういえば、ここの七不思議って知ってる?」 忘れた数学のノートを取りに、夕暮れの学校へ戻った俺は、幼馴染の佐伯真帆と出会った。 最近は、一緒に帰ることもなくなっていた俺たち。 それなのに真帆の一言から、夜の校舎を二人で巡ることになる。 勝手に鳴るピアノ。 誰かが映る鏡。 名前を呼ぶ旧図書室。 怪異を探して歩くうちに、昔よく寄った公園のこと、ブランコのこと、何でもなかった帰り道のことを少しずつ思い出していく。 七つ目の怪異は、見つからなかった。 けれど、その夜。 ずっと知っていたはずの幼馴染が、初めて少しだけ、知らない女の子に見えた。 法律も、幕末も、めんどくさいことも一切なし。 夏の終わりの一夜を描く、七不思議と幼馴染の青春短編。

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カクヨム
カクヨム2026/09/14
  • 現在の作品今夜くらいは、まだ夏で