あらすじ
世界の情報を蓄積するアカシックレコード側から、ルミナール大森林へ送り込まれた上位端末。
任務は、先に現地へ投入された観測端末の監督と、対象二名の生存補助。
性能は高い。
解析も速い。
情報も拾える。
危険予測だって完璧。
ただし、高性能すぎる。
草を見れば半生まで分かり、鹿を見れば家族構成まで分かり、小石を見れば任務失敗の未来まで演算する。
そして派遣からわずか一メートル足らずで、すでに帰りたい。
高性能。高精度。高速演算。
なお、本人の幸福度は低い。
本編『森の向こうに帰る場所』と連動して進む、上位端末スライム専用の番外編シリーズ。
本編未読でも単話では読めますが、本編と合わせると裏側がより楽しめます。