あらすじ
ユキ・キキヨは、まさか自分が雷に打たれるなんていう、とんでもなく低い確率の出来事で死ぬことになるとは思ってもいなかった。
しかし突然の死を迎えたユキは、果てしなく広がる虚無の中で目を覚まし、そこで美しくも少し頼りない女神・ミクと出会う。
だが、ミクには深刻な問題があった。
彼女には――信者が一人もいなかったのだ。
ミクはユキに、モンスターや魔法、レベル、そして強大な敵が存在する、RPGのようなファンタジー世界へ転生する機会を与える。
ただし、一つだけ条件があった。
ミク自身も一緒について行きたいというのだ。
もし信者を増やすことができなければ、ミクはいずれ天界から追放されてしまう。
他に頼れる相手もいない彼女は、ユキに希望を託し、彼の新たな人生の旅に同行することを決める。
こうしてユキと落ちこぼれ女神ミクは、レベルを上げ、強敵を倒し、困っている人々を助けながら、この世界の人々に「ミクは信じる価値のある女神だ」と認めてもらうための冒険へと踏み出す。
異世界を救うことだって、きっと簡単じゃない。
でも――自分自身すらまともに救えない女神を救うほうが、もっと大変かもしれない。