あらすじ
事故で亡くなった幼なじみ・七瀬陽菜を忘れられずにいる高校二年生の悠斗。
陽菜が死んで三か月が経ったある夜――午前0時ちょうど。
突然、スマホに届いた一件のLINE。
送り主は、死んだはずの陽菜だった。
『悠斗、明日学校に行かないで』
最初は悪質ないたずらだと思っていた。しかし、陽菜から送られてくるメッセージは次々と未来を言い当てていく。
それから毎晩0時、たった五分間だけ始まる二人の会話。
生きていた頃に言えなかったこと。 聞けなかったこと。 そして、伝えられなかった想い。
そんな不思議な日々にも、突然終わりが訪れる。
『明日で、もう連絡できなくなる』
そして陽菜から届いた最後のお願いは――
『明日、私を助けに来て』
死んだ彼女を、どうやって助けるのか。
事故の日に隠されていた真実と、二人が伝えられなかった「好き」の言葉。
これは、死によって離ればなれになった二人が、八十年越しの約束を交わす、少し不思議で切ない純愛物語。