あらすじ

全滅した過疎集落の地蔵堂で、たった一人泣いていた幼女を保護した元下請け解体屋・間宮凌。 劣悪な保護施設へ引き渡すこともできず、なし崩しに一時預かりを始めた彼は、生活費とミルク代を稼ぐため危険なダンジョンへと潜り始める。 彼にあるのは、泥臭い刃物の扱いと、骨や腱を外す現場の職人技だけ。 承認欲求はゼロ。名誉も富もいらない。 ただ「娘を無傷で迎えに行き、温かい飯を食わせる」ことだけを目的に、手にした最新兵器すら遠隔包丁代わりに使い倒し、凶悪な魔獣を淡々と解体していく。 だが本人の塩対応をよそに、大手配信者のカメラに映り込んだ神業が全世界で大バズり。 さらに毎日律儀に提出し続けていた業務記録が、巨大企業の陰謀すらも粉砕してしまう。 愛らしい娘の笑顔のために定時退勤を貫く職人が、気づけば「伝説の解体士」へと駆け上がっていく、泥臭くも温かな現代ダンジョン成り上がり譚。

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小説を読もう2026/09/14
  • 現在の作品地蔵堂の鈴と、解体屋の黒い刃 〜保育所のお迎えに間に合わせるため魔獣を解体していたら、勝手に伝説の解体士と呼ばれていた〜