あらすじ
高知の港町、坂本家の三男坊・琉真(りゅうま)は、寝小便が治らない筋金入りの泣き虫だった。姉の鉄拳と海への特訓、悪友タケシとの殴り合い、そして父の突然の死――数々の挫折と別れを経て、少年はやがて、幼馴染との淡い約束と、遠い偉人との不思議な重なりを胸に、東京へと旅立つ。
千葉道場ならぬ「心技館」で腕を磨き、敵と思い定めた男に弟子入りし、犬猿の仲の二大企業のあいだに割って入ろうとする青年・琉真。笑って、泣いて、時に無謀に突っ走る、令和のGOリョーマが、令和の「同盟」を成し遂げる――痛快青春群像劇。