あらすじ
結婚を目前に控え、恋人の舞に会いに行く途中で交通事故に遭ってしまったしゅうや。
激しい衝撃の後に目を覚ますと、そこは何もない真っ白な巨大空間だった。
取り残された無数の人々、そして群衆の中には自分を車ではね飛ばした男の姿も。
混乱する一同の前に現れた「神官」と名乗る存在は、冷酷に告げる。
『ここから先、まっすぐ進むだけだ。だが、踏んではいけない赤い床がある。移動もする。それは、存在自体が消える床だ』
踏んだ瞬間に跡形もなく消滅する動く赤い床を避けながら、現世への生還をかけた不条理なマラソンが幕を開ける。
人を押しのけ、醜いエゴが剥き出しになる極限状況の中、しゅうやは巻き込まれた若い女性、そして幼い小学生の女の子と助け合いながら前へと走り続けるが――。
生き残りをかけた、緊迫のデスゲーム・サバイバルホラー。