あらすじ
家が隣同士で、生まれた時からずっと一緒の幼馴染・蓮。毎朝同じ時間に出発し、同じ通学路を歩き、くだらない冗談で笑い合う。それが莉乃にとっての当たり前な「日常」だった。
しかし高校二年生の春、ある出来事をきっかけに、莉乃は蓮を「ただの幼馴染」として見られなくなってしまう。手の触れそうな距離感、ふと香る柔軟剤の匂い、真っ直ぐな瞳。一度芽生えた恋心は留まることを知らず、莉乃の心を揺さぶっていく。
素直になれず、気持ちを隠そうと空回りばかりの莉乃。
そんなある日の放課後、夕陽が差し込む階段の踊り場で、蓮から思いがけない言葉を投げかけられて——?
幼馴染二人の焦れったくも愛おしい、春の甘酸っぱいラブコメストーリー。