あらすじ
大好きだった物語の世界に転生した。
目の前にいるのは、最推しの主人公
「本物……! 動いてる……! 喋ってる……!」
推しと同じ屋根の下。
最高の転生――のはずだった。
けれど。
私が転生したのは、義妹。
義母とともに彼女を追い詰め、最後には断罪される悪役令嬢だった。
……無理。
推しを虐げるなんて、絶対に無理!
原作の悪役令嬢ルートは、全力で回避する。
推しの笑顔は私が守る!
そして、原作どおりのハッピーエンドへ。
主人公と隣国の王子が結ばれる未来を、この目で見届けるのだ。
――そう思っていた。
物語では、数行で終わっていた出来事。
読者の私が知らなかった時間。
ここでは、すべてが現実だった。
主人公を苦しめる物語は原作どおりに進み始める。
何が推しカプだ。
何が原作どおりのハッピーエンドだ。
大好きな人が苦しんでいるのを
黙って見ていられるわけがない!
原作を守りたい転生オタク。
VS
原作を壊しかねない現実。
推しの幸せを守るため、
私は今日も全力で抗います!