あらすじ
まだ神々の力が残っていた時代――
タマヂカラを発現させた少女マアサと、獣の耳を生やした少年マヨルは、日の神の加護を受けたサトで穏やかに暮らしていた。
日の出と共に起き、大人たちの田仕事を手伝い、時にはいたずらをして怒られ、そして日の入りと共に眠る。
そんな毎日がずっと続くと思っていた。
ところがある日、神々の領域であるオオミカワに一人の男が流れ着く。
男はマヨルと同じように、獣の耳を持っていた。
マヨルは、オオミカワの始まりの向こうにあるものに思いを馳せる。
日の神の加護が薄れる中、少年は少女との日々を守れるのか――。