あらすじ
「建築士だってさ。戦場に家でも建てるつもりか?」
死にゲーRPG『ダンジョン・アカデミア』の世界に、序盤の事故で死ぬ背景モブ「エルン」として転生してしまった俺。
授かったジョブは、戦闘力ゼロの最弱職【建築士】。クラスメイトや教師から猛烈な嘲笑を浴びる俺だったが、彼らは知らなかった。
この世界のシステムには――物理エンジンの設定ミスによる**『重なり判定バグ』**が存在することを。
同一座標に数ミリの隙間もなく物質を連続生成することで生じる、あらゆる防御を貫通する「超高圧の圧縮エネルギー」。
本来は土木作業用の魔法を応用し、俺はダンジョンの狭い通路を一瞬で「絶対自滅の殺人部屋(詰み盤面)」へと改造していく。
「逃げてください! この狭さじゃ剣が振れません!」
「狭い? 感謝するよ。――狭い場所こそ、建築士の独壇場だ」
襲いかかる中級魔物を数秒でペシャンコにし、学園の天才ヒロインたちを呆然とさせる。
直接戦わず、システムと建築でハメ殺す――最弱モブによる無傷のダンジョン無双が今始まる!