あらすじ
北極でシロクマとして育った「蔵くま」。
ただひとつ普通と違うのは、頭の上に小さな“蔵”があること。
ある日、謎の珍獣ハンター・氷麗子に追われた蔵くまは、蔵の不思議な力によって鳥取県「白壁町」へ飛ばされてしまう。
そこで知らされたのは、自分が絶滅したはずの白壁熊〈シラカベア〉であること。
そして、その蔵の中には「とんでもない宝」が眠っているらしい――。
城を頭に載せた城クマ、謎のクラックマ、白壁を守る人々。
蔵から現れる、失われた物と忘れられた記憶。
北極育ちの蔵くまが白壁の町で暮らし始める、
ちょっと不思議で、ちょっと笑えて、ときどき切ない白壁ファンタジー。