あらすじ
篠原駿――二十八年間、誰にも心を許さず「神の手」と称えられてきた冷徹な天才外科医。
橘梨乃――古い書物に新たな命を吹き込む、和服が似合う孤高の美しき古書修復師。
出会いは一冊の傷んだ古医書。
男の端正すぎる「美しい指先」に奪われた視線から、二人の運命は静かに狂い始める。
祖父の命を救われたことで距離を縮める駿は、生まれて初めて知る独占欲に身を焦がしていく。
一方、過去の心の傷から人を愛することを恐れる梨乃は、彼の甘く危険な熱情に戸惑い抗おうとするが――。
「逃げられると思うな。お前が望むなら、すべてを捧げて溺れさせてやる」
冷徹エリート医師×美貌の古書修復師。
惹かれ合い、抗い、そして貪り合う――大人の極上溺愛ロマンス。