あらすじ
『友達だから、助けたい。友達だから踏み込めない。』
大切にしたい人。それはきっと誰にもいる。
神崎唯香は、高校生になって初めて友達を作って、初めて友達と出掛ける。そして、初めて心から他人を救いたいと思えた。
何をしてあげるべきか、何もしないで見守るか。唯香はそんな葛藤に悩まされた。
「友達として何をしてあげるべきなのか」
誰でもその答えを持っているわけではない。そして、誰かがその正解を持っているわけではない。それぞれに譲れない価値観がある。
同じ「友達」を思っているはずなのに、どうしてこんなにも価値観は違うのか。
これは、友情、家族、過去、そして「誰かを想う気持ち」を巡って、それぞれの正しさが交差していく物語。
あなたなら、大切な人を守るために、どこまで踏み込めますか?