あらすじ
全てはたった1つの嘘告から始まった。
東京都立実践科学技術未来学校。
この学校を卒業するだけで、ありとあらゆる財閥、学術研究機関、国家権力とのコネクションができ、望めばどんな進路に進めると言われた学園都市型学業施設があった。
ただし在学生のほとんどは都会育ちの、すでに環境に恵まれたエリートの子息たちばかり。
そんな格差と序列に支配された学園都市に、1人の少年が編入してくる。
都心からは遠く離れた田舎からやってきたその少年は、スクールカーストの洗礼として、嘘の告白のターゲットに選ばれてしまう。
だがその少年——二戸光三(にのへこうぞう)は、その嘘告を瞬時に見破り、逆に自らの目的のために利用することにした。
彼は田舎で偏った常識を教えられ、極端な英才教育を受けて育った、常識外れの神童だったのだ。
これは田舎の神童が権力と策略と序列に支配された都会のスクールカーストをぶち破り、誰も知らない田舎の神童から誰もが知る世界の神童へと駆け上がっていく、下剋上サクセスストーリーである。