あらすじ
人は亡くなってからも、四十九日の間……世界に残るらしい。
この時間を使って、残された人達を見たり、自らの人生を振り返るとされている。
もしもこの話が本当で、所謂幽霊って存在になってしまった時。
その人は誰にも見えない、誰にも触れられない、何を話しても気付いてもらえない。
そんな状態で49日を過ごす中、世界にたった一人だけ。
自分の事を認識出来る人が居たとしたら。
相手が自分にとって、本当に大事な人だったら。
アナタなら、どうしますか?
貴方は、どんな言葉を紡ぎますか?
貴女は、その人に何を望みますか?
これは先立つ者と、残された人の間に起きる。
本当に最後の、たった一つの奇跡。
長い様で短い、49日というタイムリミット。
不思議で奇妙で、人によっては気味が悪いと思われるかもしれない、大切な人との最後の時間。
終ってしまったからこそ、何も残せないかもしれない。
何も残さない方が正解なのかもしれない。
それでも人間だから、孤独ではいられない。
一人では長すぎる時間を、二人なら短すぎる時間を。
もしもアナタなら……どう、過ごしますか?
※一組の話をずっと描く訳ではなく、各章によって登場人物が変わります。(予定)