あらすじ
イラストレーター志望の幸人は誰にも絵を見てもらえず辛い毎日。
ある日、好きな昆虫をデッサンしようと近所の林に出かけた幸人は、倫という少女に出会う。
倫は真っ白な髪に虹色の瞳という浮世離れした姿。
そして倫のスカートには、大量のカブトムシと虫が引っついていた。
困惑する幸人に倫は虫をひとつ取って渡す。「おすそわけ」
幸人はひとめぼれした。
そんな幸人の前に険しい顔の青年が現れた。
彼は幸人に「上戸倫に近づくな。彼女は人間ではない」と警告する。
その日、倫と連絡がつかなくなった。まさかあの男が倫を?
慌てて倫を探す幸人は、倫が好きだという図書室へ。
そこで倫は網川と対峙していた。何やら呪文を唱える網川。
すると、倫の体が少しずつ空気中に分解されはじめた。
「幸人くんの絵、大好きでした」
消えていく倫。絶句する幸人は窓の外に巨大な光の集積体を目撃、意識を失う。
気が付いたとき、幸人は登校中だった。
スマホで日付を見ると、あの林で倫と出会った日の朝。タイムリープしている。その耳に響く声。
「あれによってお前の精神は、時空の連続体から追放される。あれは世界を終わらせる邪神ヨグ=ソトースだ!」