あらすじ
えっ!
女子高生が高校野球?
男子にまじって甲子園を目指すって?
わたし、お兄ちゃんのためにも高校野球がやりたい。お兄ちゃんが目標とした甲子園を目指したい!
鳴沢夏帆は並々ならぬ思いを胸に滝岡高校に入学、そして野球部に入部した。
それは、中学時代に投手として活躍して怪物とまで言われた一つ年上の兄、光輝が、高校に入学して甲子園を目指した一年生の夏に、大けがをしてしまったことが原因で野球ができなくなり、目標を失ったショックで精神的な障害も負ってしまった。
その兄の病気を治すためには、小さいころから兄妹でがんはってきた野球で、自分が選手としてプレーをする姿を見せることだと考えたからだった。
しかし、女子生徒ということでただならぬ非難や想像を超える重圧が、夏帆にも野球部にものしかかることになってしまう。
それでも、滝岡高校野球部は一丸となって夏帆を守り、自分たちを守り、そして絆を深めていく。
その仲間たちへの思いと兄への思いを胸に、夏帆は自分の置かれた環境の中でがんばる姿勢を見せる。
すると光輝は、夏帆の活躍を目にしながら緊迫した試合や白熱の応援合戦、高校球児の力と力のぶつかり合いに刺激を受けるようになていく。
夏帆の、兄への思いを託した高校野球。
夢をかなえようと仲間たちと突き進む高校野球。
お兄ちゃん、また一緒に、野球を楽しもうよ!