あらすじ
世界初の完全没入型VRMMO《アストラル・クロニクル》。
大学生の神代蓮は、いつものようにゲームを楽しんでいた。
しかしある日、ログアウトボタンが消える。
ゲーム内で死亡したプレイヤーは二度と復活せず、やがて蓮たちは知ることになる。
ここはもう、ゲームではない。
魔法も魔物も存在する、本物の異世界なのだと。
最初は弱かった蓮。
だが、生き残るために剣を振り、魔法を覚え、仲間と共に数々の死線を越えていく。
そして一年後。
蓮は世界最強の冒険者となり、魔王を討ち果たす。
その直後、突然訪れた強制ログアウト。
目を覚ました蓮がいたのは、元の現実世界だった。
「……三日しか経ってない?」
異世界で一年を過ごしたはずなのに、現実では三日。
さらに驚くべきことに、蓮が異世界で手に入れたステータスやスキルは消えていなかった。
やがて現実世界にも魔物が出現し始める。
そして異世界では、蓮を待ち続ける少女がいる。
「必ず……戻ってきてください」
異世界で愛した王女。
現実世界で帰りを待っていた幼なじみ。
二つの世界に大切な人を持つ青年の、二度目の冒険が始まる。