あらすじ
『記憶買取店~最後の魔法使いの安心魔法施術!嫌な記憶も綺麗さっぱり!~』
テア・シュミットは、迷い込んだ森で奇妙な看板を見つける。魔法は、異端思想として政府や軍から厳しく取り締まられているが、期待に抗えなかったテアは、怪しい店のドアを開ける。迎えたのは、最後の魔法使いを名乗る店主の男・セヴェリン。テアにはどうしても消したい記憶があった。
空軍のエリートで、テアの元婚約者であるカンドールは、テアに重い愛情を向け、誰にも渡すつもりがない。テアが何者かと逢瀬を重ねているのではないかと疑いを持ち始めると、行動に余裕がなくなっていく。
一方、テアとの時間をかけがえのないものに思い始めたセヴェリンも、彼女の来店を待つばかりでは物足りなさを感じるようになる。魔術を使えばテアの記憶を操って自分から離れられないようにすることだってできるが……