あらすじ
23歳にして約1500億円の資産を築いた実業家・久世玲司は、ある日、剣と魔法の異世界へ転移する。
彼が持ち込んだのは、魔王を倒す剣でも無限の魔力でもない。異世界でも使えるスマートフォンとタブレット、地球のインターネット、通販、そして容量無制限のアイテムボックスだった。
安全で快適な生活拠点を整えた玲司は、街を調べるうち、この世界には文字も本も印刷技術もある一方、一般人が楽しみのために買う大衆向けフィクション市場がほとんど存在しないことに気づく。
そこで玲司は、地球ですでに面白さが証明されている作品を異世界向けにローカライズし、娯楽商品として出版する事業を始める。
最初に選んだのは、一度読み始めれば続きが気になる人気ミステリー。
わずか数十冊から始まった試験販売は、最初の読者をきっかけに口コミを呼び、それまで存在しなかった新しい熱狂を街に生み始める。
戦わず、資産と情報と経営力、そして地球のエンターテインメントで市場そのものを作る異世界文化・事業無双。
次にこの世界の人々を夢中にさせる物語は何なのか。
一冊の本から始まる異世界エンターテインメント革命が、今始まる。