あらすじ
「私に勉強を教えて。その代わり、文化祭実行委員の枠をあげる」
学年一位を目指す氷室透子と、生徒会推薦が欲しい綾瀬拓海。利害の一致から始まったのは、お互いを利用し合うだけの『打算的な取引』だった。
図書室での勉強会、文化祭の準備――損得勘定で過ごす時間の中、二人は少しずつ相手の素顔を知っていく。
一方、二人を取り巻く幼馴染の美琴や後輩の花音もまた、それぞれの理由で彼らに近づいていたのだが……。
計算から始まった関係は、案外、本物になる。
高校生の甘酸っぱくも少しシニカルな、打算から始まる青春ラブストーリー。