あらすじ
灰が降り続ける世界。
五年前に起きた謎の災害《灰冠現象》によって日本政府は崩壊し、現在は巨大企業連合《アーク》が都市を管理していた。
そんな世界で暮らす普通の高校生・天城レン。
しかしある朝、彼の日常は突然崩れ去る。
学校で起きた異常事態の中、レンの前に現れたのは白髪と赤い瞳を持つ少女・白鐘ユナ。
彼女はレンに「私を、殺して」と告げる。
さらにレンは《冠持ち》と呼ばれ、《アーク》から追われる存在になってしまう。
ユナによって目覚めたレンの力は、一本の古びたナイフとして現れた。
なぜ自分にこんな力があるのか。
なぜ《アーク》は自分を狙うのか。
そして、ユナが語った「王」とは何なのか。
何も知らなかった少年の中で、眠っていた何かが静かに目を覚ます。
灰に覆われた世界の謎とともに、天城レンの物語が始まる。