あらすじ
社内で『フェニックス』と称される、圧倒的なエリート集団が集う経営企画室 戦略企画課。
そこで働く一ノ瀬夏葉にとって、大学時代からの憧れである達と敦は、遠くから眺めているだけでいい「雲の上の存在」だった。
優しくて、完璧で、決して手が届かないはずの先輩たち。
しかし、ある日を境に彼らの態度は一変する。
完璧なエリートという仮面の下に隠し持っていた『一人の男としての強烈な独占欲』。
彼らはその天才的な頭脳と権力を使って、夏葉を自らの腕の中に囲い込もうと、甘く危険な罠を仕掛け始める。
さらに、有能な次期エースの参戦や、夏葉を「彼らの隣に立つにふさわしい女性」へとスパルタで鍛え上げようとする同僚も巻き込み、オフィスは極秘の恋愛戦線へと変貌していく。
昼は冷徹に巨大プロジェクトを動かす男たちが、夜は一人の女性を巡って想定外の熱を帯びていく――。
彼らが与えようとするのは、絶対的な庇護という名の『黄金の鳥籠』。
けれど、夏葉が本当に欲しいのは、彼らと対等に歩める『自立した自分の足』だった。
緻密な企業戦略と、予測不能な恋の誤算。
息もつかせぬエリート男たちの包囲網を抜け出し、夏葉が最後に選ぶ未来とは?
※この作品はカクヨムにも掲載していますが、エブリスタ版として加筆修正・新規シーンの追加を行っています。