あらすじ
代々、針仕事に霊力を宿す『縫い祓い』の家系に生まれた葵。
彼女には幼い頃「蓮」という弟のように愛しい存在がいたが、蓮は他家に引き取られ、二人は離れ離れになってしまう。
その直後、父、藤原秋定が帝に謀反を起こしたとされる「菊花の政変」によって葵の一族は没落。
十年後、十八歳になった葵は、後宮の不遇な縫物所で働く下級女官へと身を落としていた。
過酷な日々の中、葵は絶世の美貌を持つ女官「白蓮」と出会い、その優しさに救われていくが――。 はたして葵は、幼い日に再会を誓った蓮と再び巡り合えるのか?
そして、父に濡れ衣を着せた黒幕の正体とは――?
【登場人物】
葵(18)縫物所で働く下級女官
父から受け継いだ秘術【縫い祓い】の術を使う。
白蓮(?)麗景殿を仕切る天女のような容姿の上級女官
陰陽師の力を使う。
東宮・暁仁(16)
藤原秋定の潔白を晴らすべく密かに動いている。
【縫い祓い】の力に詳しい。
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表紙画像はGeminiで作成