あらすじ


春の大夜会で、王太子アルフォンスから婚約破棄を宣言された公爵令嬢シャルロット。

この国では、婚約者本人が爵位を持つ当主三人以上の前で破棄を宣言すれば、その場で成立する。撤回はできず、先に宣言した側が違約金を払う。

自由と多額の違約金を得たその夜、シャルロットのもとへ血まみれの伯爵令嬢が逃げ込んできた。

望まない結婚まで、あと五日。

父親に隠された母の遺言。結婚と同時に奪われる印刷所。屋敷から出してもらえなかった前妻の不審な死。

しかし、疑いだけでは婚約を終わらせられない。

シャルロットは犯罪も偽証も使わず、遺言、契約、公文書、そして依頼人が本当に望んでいる生き方を婚約者へ突きつける。

破棄を決め、宣言するのは男たち自身。

幼なじみの法務官ルーファスとともに、シャルロットは相続、軍の指揮権、鉄鉱山、商会の持分、西港をめぐる婚姻へ挑んでいく。

やがて、令嬢たちの婚約の裏で、王太子が国の金と権限を集めていたことが明らかになる。

法と契約で望まない婚約を終わらせる、令嬢たちのリーガルファンタジー。

恋愛は少なめ。法廷と公文書は多めです。

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アルファポリス
アルファポリス2026/08/28
  • 現在の作品【完結】婚約破棄はじめました ~法と契約で、悪役令嬢を量産いたします~