あらすじ
平和が当たり前だと信じていた。
長きにわたる平穏の中で育った王子、ライゾ。
父王の死を乗り越え、王国を背負う覚悟を決めた彼は、戴冠式の日を迎える。
しかし、その日を境に、すべてが変わった。
王宮を襲う謎の侵入者。
次々と崩れていく日常。
そして、幼い頃から信じてきた人々の中に隠された秘密。
逃げ延びたライゾを待っていたのは、これまで知ることのなかった広大な世界だった。
なぜ王国は襲われたのか。
誰を信じればいいのか。
そして――かつて父が語った「弱さ」とは何なのか。
失ったものを背負いながら、ライゾは王としての道を歩み始める。
これは、王になることを望まれた少年が、
絶望の中で「希望の光」を探す物語。